フォトグラメトリソフト「RealityCapture」が4月から無料に!

「RealityCapture」が、なんと2024年4月から無料化!!

Photogrammetry(フォトグラメトリ)でトップを争う人気ソフトウェアの「RealityCapture」が、エンタープライズ版の販売を4月後半で終了するとアナウンスがありました。

ついに完全サブスク化かぁ、いくらくらいの設定なんだろう?と見たところ

■ 2024年4月後半からUnreal Engine、RealityCapture、Twinmotionを統合した年間サブスクリプションサービス(1,850ドル/年)、及びRealityCapture単体の年間サブスクリプションサービス(1,250ドル/年)がEpic Gamesにより提供される予定です。

え、RealityCapture単体で年間18万円は高くない?と思っていたら、続きがありました。

ただし、これらの新規サービスは年間収益が100万ドルを超える事業体のみが対象です。

■ 年間収益が100万ドルを下回る場合、及び学生、教育、趣味用途の場合にはRealityCapture 1.4以降が無償で使用できるようになります。

おお!ということは、年間収益およそ1億円以下であれば、無償化ということに!

これはすごい。EPIC GAMESは完全に3Dゲームの覇権を取りにいく戦略か。20年前の3Dモデリング業界でいうAutodesk社のような感じでしょうか、でも無償化でシェアを独占するような攻め方が今風ですね。しかも安定して儲かった顧客からは課金してマネタイズしますというのも凄く説得力があります。

下のYouTube動画は「Unreal Fest 2023」にてRealityCaptureでLeica RTC360を使った点群とフォトグラメトリデータを利用したデジタルツイン作成についての事例紹介動画です。

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