冬場のバッテリー問題
Matterport Pro2とLeica BLK360それにiPad
どれもリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
【Matterport Pro2】
Pro2は内蔵バッテリーで交換できないのですが、フル充電で10時間の撮影が可能というマニュアル値を持っています。筆者も2年間使っていますが、実際に夏冬と1日中撮影しても、フル充電から空になった事がありません。個体差もあるかもしれませんが、優秀なバッテリー性能ですね。
【Leica BLK360】
Leica BLK360のみ交換式なのですが、バッテリー1本に対して12~14回程度の撮影で交換が必要という頻度です。
1回のスキャンで転送時間を含めて5~10分以上なので、通常1.5~2時間程度で交換になります。
これが冬場になると、どうも少し早くバッテリー切れを起こすようで、1.25~1.5時間程度で交換が必要となり、通常1日撮影する場合は最低3個のバッテリーを充電しながらローテーションさせるところ、冬場は1個多く4個のローテーションにしたほうが無難、となります。
【iPad Pro(4th Generation)】
Matterportで使うiPadはProが良いです。普通のiPad(8th Generation)でも撮影は可能なのですが、応用としてBLK360を使う時や大規模なスペースなどの際には、撮影時のAligning(調整・位置合わせ)で体感できるほどの処理の遅さが発生します。Proのメリットとして、何より処理速度が速いのが撮影時間の短縮になり、トータルで非常に効率的な仕事につながります。
しかし、Matterportで撮影中のiPadはバッテリーはみるみる減っていきますので、1日撮影する際は20000mAhレベルのモバイルバッテリーを必ず1本、できれば2本用意していったほうが無難です。